請求書の作り方を徹底解説

フリーランスは案件の度に請求書を作り相手に渡す必要があります。請求書の書式は明確に決められたものはありませんが、ある程度のルールは存在しますので押さえておきましょう。

まず、記載すべき内容です。請求書の宛先つまりクライアントの名前と、発行者として自分の名前もしくは屋号を記載します。その上で、請求内容としてどんな業務や制作物を収めたのかを記します。金額とそれにかかる消費税を記入します。発行日と支払期日も明確に記しておきましょう。現金払いではなく口座振り込みによる支払いであれば、振込先の口座情報も記載します。

請求書にはそれぞれ請求書番号を付けた方が良いでしょう。月ごとに通し番号を付けることもできますし、請求書そのものの連番でも構いません。そして、その番号を帳簿に転記して、どの収入がどの請求書に該当するのかを分かりやすくしておきます。

記載内容は以上の項目で十分ですが、書き方に注意をしましょう。たとえば、金額は「¥」を前に付ける形と、数字の後に「円」と書くやり方があります。どちらでも良いのですが、一応相手方の習慣に合わせられるように、どちらにした方がいいか聞くと良いでしょう。金額の数字は、3桁ごとに「,」を入れて見やすくすると共に、金額の偽造をされないようにしておきます。

請求書には印鑑を押します。一般的に企業では角印を使うのですが、フリーランスの場合は持っていないこともありますので、事業用に使っている一般の印鑑でも問題ありません。